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DVDメディアからソフトをインストール(CentOS 6.5)

今回はCentOS6.5を用いてインストールメディアからソフトウェアパッケージをインストールする方法を書きます。今回はGUI環境での実施を想定してみます。

CentOSはパッケージ管理としてyumを用いているため、yumをオフラインで使用する方法について紹介します。(yumの使い方に関しては特に記述しませんので注意してください。)

 

まずはCentOSを立ち上げてCentOSのインストールディスクをドライブにセットします。

OSが起動したらCUI操作で進めていきます。

 

メディアがどこにマウントされているか確認します。

(コマンド:”maunt”)

これを実行するとマウント状況が出てきます。

この中に”/dev/sc0 on ~”ではじまるやつがあると思うのでその後に書いてある場所を確認してください。

(ちなみに”/dev/sc0”ではなく”/dev/cdrom”だったりもします)

GUI環境で実行している人は標準だと”/dev/sc0 on /media/CentOS_6.5_Final type iso9660 ~”となっているはずです。

必要なのは”/media/CentOS_6.5_Final”の部分なので、これを覚えておいてください。

これがメディアのマウント先になります。

マウントされていない人は・・・とりあえず気にせずに読み進めてください。

 

次にyumの設定を確認してみます。

yumをメディアから実行するのに必要な設定ファイルの場所は↓

 /etc/yum.repos.d/CentOS-Media.repo

これをエディタで開きます

(コマンド:”vi /etc/yum.repos.d/CentOS-Media.repo”)

 

開くと#(コメントアウト)から始まる行がいっぱい出てくると思います。

最後の#のところに”#  yum --disablerepo=\* --enablerepo=c6-media [command]”があることを確認してください(OSや設定によって微妙に変わる可能性があります)

このコマンドを利用すればメディアからyumを実行することが出来ます。しかし、その後の設定が適正かどうかが少し問題となります。

というのも、CUI環境の人は問題ないでしょうが、GUIの場合は少し修正しないと使えないのです。

”[c6-media]”より下側に書かれている中に”baseurl=~”ではじまるやつを確認してみてください。

~の部分が”file:///media/CentOS/”になってませんか?

この場所にメディアがマウントされていればいいのですが、標準では先ほど確認した”/media/CentOS_6.5_Final”なのでこの部分を修正する必要があります。

vimで開いている状態なら書き換え可能なのでI(アイ)キーを押して挿入モードに入り編集します。

”baseurl=file:///media/CentOS/”を”baseurl=/media/CentOS_6.5_Final”に書き換えたらESCキーを押し”:wq”で保存して終了します。

 

後は”yum”の後にオプションとして”--disablerepo=\* --enablerepo=c6-media”を書いて後はいつもどおりに実行するだけです。

たとえばemacsをインストールする場合は↓

yum --disablerepo=\* --enablerepo=c6-media -ivh emacs-*”でメディアからemacsをインストールすることが出来ます。

毎回オプションを記載するのが面倒だという人はaliasや.bashrcをつかって別名設定をしてみてください。

 

とても適当な解説になってしまい申し訳ありません。

ところどころわかっていることを前提として書いてました。。。

 

 

わからない人用にとりあえず簡単に実行できるコマンドを下に列挙していきます。

この方法を使えば上の設定などはすべて必要ありません。(最初からこれで良いのでは・・・)

ちなみに、この設定は管理者権限でないと出来ません。

 

一度だけ実行する必要あり

 mkdir /media/CentOS

 

再起動の度に実行する必要あり(自動マウント設定を行っていれば必要なし)

 mount /dev/sr0 /media/CentOS

 

あとはyumを使うたびに”--disablerepo=\* --enablerepo=c6-media”オプションを追記してyumを実行すればメディアからパッケージをインストールが出来るようになります。